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ハッピーマンデー制度による年間授業計画の歪

 

 ハッピー何とかという、分けのわからない制度は学校現場でも悪影響を与えている。

 

ハッピーマンデー制度とは、由来のある固定された日にちの祝祭日を月曜日に移動して、土、日、月と3連休にする意味不明の制度の事である。3連休にして、余暇を楽しむ事や3連休で、旅行に行くことによって、景気の回復を狙った制度でもある。

 

無理やり祭日を、月曜日に移動させるので、必然的に月曜日の授業日数が少なくなる。また、不登校ぎみの生徒は月曜日は休み明けなので、遅刻してくる傾向がある。そのため、月曜日にある科目の出席日数が足りずに進級や卒業の時に困る事がある。

 

 

「月曜日の休みが多くなる事による悪影響」

 

・同じ科目で、数クラスの授業を担当していると、月曜日に授業があるクラスの授業の日数だけが少なくなる。授業の進みがクラスによってばらばらになってしまう。そうなるとテスト範囲を設定するのが難しくなりテストの時に困ってしまう。

 

・3連休が増えたところで、ふところ(お金)が増えないと旅行には行けない。結局は家でダラダラと過ごしてしまう。そうなると、学校生活にも悪い影響を与える。

 

・3連休が増える事によって、無断外泊増えて、生徒指導上の問題が増える。

 

・3日も連続で休むと、次に学校に行くのがめんどうになる。ハッピーマンデー制度は不登校の原因にもなる。

 

・教員側も3日も連続で休むと、次勤務するのが憂鬱になって、悪影響を与えてしまう。

 

以上の様に、悪影しか与えないハッピーなんちゃら制度、改善されることを切に願う。