「安全保障関連法が可決された事について皆さんはどのように思いますか」



ここで問題となっているのがこの法と憲法第9条との関係である。



大日本帝国憲法が改憲されて、日本国憲法が制定されて、半世紀以上の歳月が経過している。



その間に世界や日本は大きく変わった。例えば現在の社会では環境権やプライバシーの権利のような、新しい人権の問題が取り上げられている。



それ以外に、安保法に関連した事では、日本国憲法が成立した当時の日本はアメリカ軍の支配下になり、日本の非武装化こそがアメリカ軍の支配を安定させる大きな要因になっていた。現在はアメリカから独立を果たして、主権国家としての道を歩み、また、周辺諸国と領土問題や国防の問題も抱えている。



このように、憲法が成立した頃には想定されてなかった問題や価値観が出てくると、現在の社会と憲法との間にギャップが出てくるのも確かな事である。



・憲法を拡大解釈して、法律を作る



・憲法を改憲して、新しい事態に備える



・憲法の拡大解釈や改憲を行わずに、別の方法を考える



憲法の拡大解釈で法律を作る場合は、最終的には裁判所が違憲立法審査権で判断すればいいのだが、現在はその機能も統治行為論という無責任な理論で機能が失われている。改憲に関しては、最終的には国民投票で決着がつくので民意を反映させる事が可能である。



しかし、重要なことはそのような議論よりも問題になるのは、なぜ、安保法を成立させなければいけなかったのか、安保法が成立して後どのように、この日本が変わり、国民の生活に影響を与えるのか、今後国民がどのような行動をとるべきなのかを考える必要があると感じた。

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