「日本国憲法は改正すべきである」授業で言った一言である。大日本帝国憲法が改定され、日本国憲法が制定され、70年が経過している。



日本国憲法では時代の流れについていけない。70年も経過しているのに、一字も変えていない事が驚きであり、問題である。



では、なぜ、問題なのか、その例を出していく。



その1つの問題に憲法第9条があるが、いきなり、憲法第9条をどうするのかを問題としてあげるから、憲法改定問題が進まないのである。この問題についてはまたの機会に記事にしていこうと考えている。



ここは現実的に考えて、明らかに変えるべき、付け足すべき内容から考えていくのが得策である。



付け足す項目としては、教科書の単元でもよく取り上げられる「新しい人権」である。



これは、憲法が制定された頃にはあまり、取り上げられなかった問題が現在の世の中では大きな社会問題となっている人権問題の事である。例としては、環境や公害の事などである。新しい人権については、また、詳しく取り上げていきたいと思っている。



私が考える改定すべき項目は、憲法24条の両性の平等である。内容は結婚に関する事で、男と女という2つの性だけを想定して記述され、また、男と女の関係のみの視点しか存在していない。



現代の社会では性は男と女だけではない。また、様々な愛の形が存在している。



では、どうすればいいのか



簡単な事である。



現在の社会に合わなくなった内容は変えるか付け足していけばいいことである。



では、なぜそんな簡単な事ができないのか、変えないことを美学にしている人達があまりに多いことと、もう1つは、いきなり、国防や国際関係に大きく関わってくる憲法第9条や憲法改正に関する重大な項目の憲法第96条について、どうするか最初に議論しているから問題なのである。



なぜ問題になるのか



憲法改定=戦争と、まるで憲法を改正する事が、それ自体で悪だと決めるけられる風潮を作り出してしまっている。

公の場で



「憲法を改正したほうがいい」とは、なかなか言えない空気を作っている。



まったくナンセンスな事で、日本が民主主義ならば、憲法が示す



「基本的人権を尊重」を尊重するならば、時代の流れによって、変えるものは変えて、変えないものはそのままで、付け足すものは付け足す、そうでなければ、基本的人権を尊重した国とは言えないだろう。