普段テレビをあまり見ない私だが、たまたまテレビの電源を入れた。この時に放送されていた番組が私の人生に大きな影響を与える事になろうとはこの時はまだ、分からなかった。
その番組は身体の不自由な車椅子に乗った青年のドキュメンタリー番組であった。
テレビの中でその青年は大学に通っていた。大学は慶応大学の通信教育部であった。
身体のハンデを乗り越えて、学問に挑戦する姿勢、堂々と生き生きとした顔つきで自分の事を語る姿に、自分自身の心を大きく揺さぶられた。
この時にとても不思議な感覚に陥り、自分自身の体中に電流が走り、これだと思った。
また、慶応大学に通信教育がある事にも驚きを覚えた。大学は様々なニーズにあった学びの方法がある事を知り、もっと大学の事を詳しく知りたいと思った。
これまでの価値観としては、大学は高校を卒業したばかりの若者が行く所で、社会人や年配者が通うようなイメージは私にはなかった。
その番組はいろんな意味で、私に衝撃を与える番組になった。
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