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お店の閉店準備は大変だったが、一気に終わらせた。

 

お店の開店準備をする時と同じ様に、閉店準備をする時も、何故か希望に満ち溢れる感覚があった。おそらく、それまでの様々なプレッシャーから開放される事に安堵していなのかもしれない。

 

閉店準備を済ませた後、逃げるように病院へ入院した。

 

なぜ逃げる様に入院したかと言うと、お店を閉める事に、何故か罪悪感と敗北感があった。自分はダメな人間だとか、逃げた後ろめたさやプライド、店を閉めた恥ずかしさなど、とりあえず、誰にも会いたくなかった。

 

殆んど誰にも言わずに突然お店を閉めた。常連客はさぞびっくりしただろうと思う。今思うと反省点である。せめて、1ヶ月前ぐらいに閉店の時期を貼紙などで示すべきであった。まだこの時の自分はお子ちゃまだったと言うことである。

 

心の傷は思いのほか深く、逃げる様にお店を閉めた事もあり、以後4年近くはまともに地元の友達に会う事や普通に地元の道を歩く事すらできなかった。

まともに地元の友達に会ったり、地元を歩ける様になったのは、教員として働き始めてからである。