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自分「明日は何の日かわかるか?」

生徒「文化の日」「わからない」「なんだっけ」

自分「明日は文化の日ですが、この祭日の由来は?」

生徒「明治天皇の誕生日」「憲法」「わからないや」

 

このように授業はスタートした。私の問いかけに様々な反応を示してくれたが、この中で注目すべき答えは、「明治天皇の誕生日」という答えがあった事である。昔ならこの答えで正解だが現在は違う由来で、11月3日は語られる。

 

11月3日は明治天皇の誕生日で以前は明治天皇の誕生日として祝日であった。

 

私自身も以前はこの事を知らなかった。恥ずかしい限りで、ほんと無知無知である。これからも勉強しないといけない。反省

 

現在では忘れかけた由来を知る生徒が多数いて、教育の成果がでた瞬間でうれしくなった。こういう瞬間に教師になってよかったと思える。しっかりと授業を聞いている生徒には11月3日が明治天皇の誕生日だという事が分かるのである。

 

現在の正確な答えは

1946年11月3日は日本国憲法が公布された日として文化の日に(公布・国民に制定された憲法をお披露目した)

 

そして、1947年5月3日に日本国憲法が施行され憲法記念日に(施行・実際に法的効力を得て実行された)

 

ではなぜ、11月3日に日本国憲法を公布したのか?

 

11月3日が明治天皇の誕生日なので、その日に合わせて、日本国憲法を公布したと考える事ができる。

 

注目すべき点は1945年当時はアメリカに支配され、日本は主権を奪われていたこと。主権を奪われた状況下で、11月3日に日本国憲法が制定されたということは、とても考え深いものである。

 

アメリカがよく許したと思うが、それ以上に、当時の日本人の決意に敬意を称したいものである。


(皇居)