実践例① 助けるなら誰から?
歴史的事件から人権問題を考える
・ノルマントン号事件
概要
イギリスの貨物船ノルマントン号が沈没。白人乗組員は全員脱出、日本人乗客全員が死亡した事件。
→あきらかに人種によって助ける順位を決めている。これは人種差別で人権侵害である。
ノルマントン号事件の詳細についてはまた、別の機会で述べるかもしれません。
・もし、自分が船長だとしたら?
→自分が船長を務める船が沈没しました。
→全員は助けることができません。
→あなたなら、誰から助けますか?
答えはありません。私自身もこの授業の時はほとんどしゃべりません。
いかに楽をしてさぼるかがポイント、生徒のやる気を引き出しましょう。まさにいい加減
→生徒から出てくる意見はだいたい二つに集約されます。
①若い命から助ける。・子ども
②弱い命から助ける。・こども、女性、老人
究極の状況下では人間は若くて弱い命から助けようとする
すなわち、人種、地位、名誉で助ける順番がきまるのではないと言うことが分かる。
まとめ
助ける順位を考えた時、人種と言う答えはでない。よって、人種によって助ける順位を決
定する事は人種差別であり、やってはいけない事だということが分かる。
→人種で差別するのは間違った考え方である。
最初から人種差別はいけないと答えを決めずに出発して、途中で自然とその事に気づく実
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